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和菓子、きんつば
きんつばは、金鍔焼きの略称で発祥は江戸時代の京都といわれています。
小豆餡を入れた丸い餅を両面焼いたもので、
形が刀の鍔に似ている事から最初は「銀鍔」と呼ばれました。
その製法が江戸に伝わり、縁起をかついで銀よりも金の方が縁起が良いと
「金鍔」と呼ばれるようになったそうです。
角形のきんつばは、明治三十年代初めに神戸の和菓子屋「本高砂屋」が考案して販売したそうです。
子供の頃、きんつばを銅板の上で焼いているのを見るのが好きでした。
小麦粉の生地を付けながら、銅板の上で焼く、
生地を付ける量や一面、一面焼いていく時の職人の手の動きを見るのが好きでした。
お金もなかったので、ただ見ているだけだったのですが・・・
店では邪魔になったでしょうね (笑)(=^▽^=)
焼き上がりの衣の柔らかさ、小豆餡の風味豊かな味わい、品の良い甘さは最高です。