© coffee break All rights reserved.
あこがれのカステラ
ポルトガルから伝わり日本で独自に発展した菓子。
名前の由来は、スペインのカスティーリャ王国 (Castilla)
ポルトガル語の(Castela)カステーラといわれています。
長崎が本場とされています。
しっとりとした食感は、飽きのこない和菓子です。
子供の頃、カステラは高級品でした。
棹型に切られ、桐の箱に入っていて、
いかにも高級品、という感じを覚えています。
宝箱を開けるような気持ちでふたを開けたものです。
カステラの焼き色がまぶしく輝いていました。
自分の家で買ってくるということは無かった。
お客さんがお土産に持って来る、
親戚で何か行事があった時、
でないと食べれなかった。
みんな貧しかった・・・!
それも、子供の割り当てとして
一切れぐらいしか食べなかったような記憶があります。
残りは誰が食べていたのか。(笑)
今は、コンビニで気軽に安く買えますけど、
いまだに、高級感を感じます。
一度、長い一本を独り占めして食べたいと思いません!!